安心して頼める解体業者とは?失敗しないためのポイント

2021.4.6

古くなった建物や、抱えている空き家を解体して更地にしたいとお悩みの方。解体工事をする際にまず始めるのが業者選びではないでしょうか。

「解体するだけだしどこに頼んでも大きな違いはないはず」、「なるべく安く済ませたいから価格で選ぼう」と思っていませんか?

実は解体業者をちゃんと見極めて解体工事を依頼しなければ、工事後に多額請求されたり、安い代わりに不法投棄していたというケースも少なくありません。今回は「安心して頼める解体業者の選び方」をご紹介します!ぜひご参考にしてください。

価格重視で選んだ場合の懸念点

解体工事において解体業者選びで欠かせないポイントが価格です。できるだけ安く済ませたいというのが本音ですが、うまく見極めないとあらゆるトラブルや追加で高額な支払いが生じる場合もあります。

価格重視で選んだ場合の懸念点について3つにまとめました。

1.全国で工事を請け負う業者に注意

よくサイトでみかける「全国で工事を請け負っています!」という広告には注意しないといけません。

特定の地域に絞っていない業者は、地方の業者に下請けさせる場合がございます。つまりブローカーということです。

 そのように下請けに仕事を流し、その下請け先の会社とやり取りすると、うまくコミュニケーションが取れずトラブルになるケースも少なくありません。

地域に根付いた安心できる業者を選ぶことをおすすめいたします。

2.見積りでは安かったのに、施工後に高額請求が

これはよくある手口です。当初出された見積もりで承諾して受注をしたのに、施工後に高額な追加見積もりを出してくるというパターンです。

「実際に解体工事を行ってみると、ここも必要でした」といったように、追加で色々理由を付けて支払いを要求してくることがあります。

また、安い金額で受注し施工後に追加の請求がない場合、不法投棄により正式な産業廃棄物処理費用をかけずに利益を出している可能性があります。この場合、不法投棄は違法であり、施主も罰則として「5年以下の懲役、または1000万円以下の罰金やその併科」が科せられることもあります。

契約する際に書類を読まずにサインしてしまうなんてこともあるのではないでしょうか。後に、「契約書に明記しているので払う義務がある」などと言われると取り返しのつかないことになります。受注前に追加請求がないのかどうかをしっかり確認して解体工事を頼むようにしましょう。

3.実際に安い金額で解体工事ができた!でも内容が…

安価な解体工事で起こりうる懸念点は、極端に工期が短い場合があるということです。

短期で工事を行うと突貫工事でほこりがすごく、騒音や振動など近隣住民に迷惑がかかる施工になってしまうことも。解体工事は小さな建物でも時間がかかり、騒音やほこりなど周りの方たちへの配慮や思いやりが大切です。

作業内容と価格のバランスをみて業者を選ぶように心がけましょう。

安心できる業者のポイント

では実際に解体業者を選ぶときにチェックしておくと良いポイントを5つ挙げます。ぜひ参考にしてみてください。

1.坪単価が安すぎないか

まず、解体工事の坪単価は平均3.3万円程度。安くても2万円台半ばというところです。壊すのは簡単ですが、解体中に出てくる廃棄物の処分代によって価格が異なってきます。この代金を浮かせるために不法投棄をしてしまう業者がいるのも事実です。

上記でもお話しましたが、不法投棄をすると施主にも罰則が科せられるので気をつけましょう。

「激安」「格安」という言葉に食いついてしまう方も多いですが、その裏には何か理由があると思ったほうが安全です。

2.許可の保有は?保険を取得・加入している?

解体業を営んでいる上でそのための許可や保険は必須です。ですが、中には保険に加入していない、期限が切れているというケースもあります。

安全に工事を行えるように事前に電話やメールのお問合せで確認するか、許可証類のコピーなどをいただくとより安心です。

3.法律を遵守しているか

合法的に取り壊し工事や廃棄物の処理を行っているか確認しましょう。

 一般的に、最終処分所で処理されたことを示す「マニフェストE表」があれば大丈夫です。

また、解体業者が行政処分や指名停止を受けていないか、ホームページや電話で問い合わせると安心です。

4.親切で明確な見積もり書なのかをチェック

見積もり書をしっかり確認することはとても重要です。詳細を明記していればいるほど安全です。「一式○○○円」と書いているものにはご注意を。

見積もりで基準となるチェックポイントをまとめると…

・数量や単価が細かく記されているか
・項目内容が丁寧に記されているか
・注意事項が正しく記されているか

 もう一点は、契約書が妥当かをしっかり見ましょう。追加費用がないかのチェックも忘れずに。

 契約書で基準となるチェックポイントは…

・解体工事の支払金額や期限、工事日程などが正しく記されているか
・トラブルが起きた際の対応について記されているか
・追加費用に対する説明が記されているか

5.自社施工

解体工事を自社で行っているかの確認も必要です。解体業者の看板をうたいながら、解体工事を下請けに流す業者もいます。価格の安さに飛びつき、蓋をあけると自社ではなく下請けに工事を任せていたという事例もたくさんあります。

解体工事自体が適当になってしまったり、トラブルが起きた際に解決できないなんてこともありえます。「下請けに流さず自社で工事を請け負っていますか」と一言聞くだけで、自社で施工を行っているかどうか確認できるので事前に問い合わせておくと良いかもしれません。

解体工事は湘南総建にご相談ください

湘南総建では、一般建設業許可、収集運搬業許可(産業廃棄物・一般廃棄物)、宅地建物取引業許可を保有しており、解体作業に使う重機等も全て自社のものです。

前述したとおり、解体工事で出てくる産業廃棄物も収集、運搬、積替、保管まで全て自社で行っております。解体工事の範囲・規模も大小問わず承っておりますのでお気軽にご相談ください。初めての方もスタッフがサポートいたしますので、メールやラインでお気軽にお問合せください。

株式会社 湘南総建は、茅ヶ崎市にある解体工事、産業廃棄物処理、不動産売買を行う会社です。 解体工事は、小規模な家屋の解体工事からビルの解体工事までお任せください。不用品回収は1点から承ります。また、解体工事で培ったネットワークで、不動産売買も行なっております。他社で取り扱ってもらえなかった物件もご相談ください。

株式会社 湘南総建は、茅ヶ崎市にある解体工事、産業廃棄物処理、不動産売買を行う会社です。 解体工事は、小規模な家屋の解体工事からビルの解体工事までお任せください。不用品回収は1点から承ります。また、解体工事で培ったネットワークで、不動産売買も行なっております。他社で取り扱ってもらえなかった物件もご相談ください。

些細なことでも
お気軽にご連絡ください

受付時間 7:00~19:00